2016年2月10日
平成28年2月8日(月) (株)山形県食肉公社において、山形肉牛協会が主催する「第5回山形県有種雄牛枝肉研究会」が開催されました。
今回は、メス20頭、去勢23頭の計43頭で、種雄牛別の内訳は、平忠勝:27頭、安秀165:12頭、貴福久:2頭、景勝21:1頭、北景茂:1頭となりました。
全体の格付では、A-5:23頭、A-4:19頭、A-3:1頭で、上物率(4等級以上)は97.7%となりました。
審査の結果、最高位の最優秀賞には、JA真室川管内の(有)ワーコム農業研究所が出品したメス牛が選ばれました。
父:平忠勝、母の父:福栄、祖母の父:茂勝で、枝肉重量は431kg、格付A-5、BMSナンバーは12です。
また、このメス牛は出品者が自ら生産した自家産の肉牛になります。
表彰式では、同研究所の栗田会長に表彰状が手渡されました。
なお、最優秀賞以外の入賞牛は次のとおりです。
優秀賞 JA新庄もがみ 山口登さん 去勢 547kg A-5 父:平忠勝
優秀賞 JAやまがた 布施克美さん メス 491kg A-5 父:安秀165
優良賞 JA新庄もがみ 山口登さん 去勢 584kg A-5 父:安秀165
優良賞 JA新庄もがみ 山口登さん 去勢 578kg A-5 父:安秀165
優良賞 JAみちのく村山 海藤義則さん メス 472kg A-5 父:安秀165
この研究会では、山形県畜産試験場の協力のもとに、オレイン酸数値を計測しています。
メス牛の平均は55.1%(最高:60.8)
去勢牛の平均は54.1%(最高58.2)となりました。